
滋賀県余呉で行われた古民家再生塾に参加しました。
一般参加者は7人。大学の先生、学生、職人さん、関係者含め20人以上での作業です。
長浜の家の参考になればと思って参加しましたが、楽しく作業できました。
今回は萱を完全に入れ替えるのではなく、継ぎ足す工法です。
作業は意外にアバウト。でも、結構きれいにできます。
古い茅を引っ張りだす →その上の隙間に萱の穂付きの柔らかい部分を突っ込む →その上に萱の根に近い堅い部分を突っ込む →木の道具を使って押し込む →エンジンのバリカンで刈る → 余分な萱を掃除する →もう一度萱を押し込む → もう一度バリカンで形を整える → もう一度木の道具で押し込む という工程です。
終わった後に屋根に結びつけた足場を撤去するのと散乱している萱のクズを片づけるのが大変。これもかなり時間がかかる。萱のクズは刈られた田んぼに撒いて、これも田んぼ再生。
自然と暮すうえでいろいろ勉強になりました。
湖北古民家再生ネットワークの皆さま、いざない湖北定住センターの皆さま、ありがとうございました。
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