
最後に一箇所気になっていた土間のお風呂の前の天井を杉板ではりました。
白木の天井にしようかな、と思っていたのですが、結局他のところと同じ柿渋+弁柄を塗りました。弁柄の赤と黒の出具合によって色調が変わるのが、いい味。
TVのBefore After で古民家のリフォームがたびたび取り上げられる。暮らしやすくするのはいいことだが、明るい部屋にするばかり。古民家の良さは「暗さ」にある。
日本人、欧州の人もそうかもしれないが、暗さの中で暮らしてきた。暗さがあるから明るさをうまく取り入れることができて、コントラストの妙が楽しめる。明るいばかりではどうも単調で無機質な感じがする。
やはり、ここは白木より弁柄で正解。
これで、隙間やめくれのあった天井はほぼ張り直し完了。あとはこの天井の周囲の壁に珪藻土を塗ればOK。
来週は畳の新調です。
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