
長浜の家のすぐそばで、宮川祭の曳山「颯々館」の修理見学会があった。
朝からマイクで町内に案内があり10時に家を出ると50人以上が日枝神社の御旅所に集まり、長浜市の文化財保護センターの方の説明が始まっていた。
この山車は享和2年(1802年)に建造されたもので長浜型曳山(芸屋台)の初期のものらしい。約4畳半の舞台で狂言が演じられるとのこと。
今回は来年3月までの工期で山車の部材を取り外して曳山博物館で修理するほか、漆の塗りかえや胴幕、花道幕も修理される。
こんな文化財の屋根が外されクレーンで降ろされるのを見た後、当時の木工を真近で見ることができた。これを見学会にしていただいた長浜市に感謝。
解体工事は12時には終了した。来年3月のお披露目が楽しみである。